ASAHIYA | 日記 | 音声時計の電池交換

先日　他店でセイコーの音声時計の電池交換をしたけど
壊れてますと返されましたと言うお客様が見えられました。

電池交換に行く前は、小さいながら　音声は、出でいたのですが
返された後は、声が全く出なくなったとの事

時計を見せていただくと　バンドのピンは、外され
裏蓋のパッキンもビヨーンはみ出ています
蓋を開けると　ボタンの導通板（バネ）が２カ所外され有りません

更に　接点バネも変形しているありさま（￣□￣）

当店で修理する事も可能ですが　一度　電池交換をお願いした時計店に
外した部品を元の場所に入れ　持って行った状態に復元して欲しいと
お願いされたら　如何ですか？とアドバイスしました。

翌々日　再度お客様が来店され　電池交換をお願いした店に
復元の依頼をしたら　部品は、全部入っている　ウチは、関係無い
最初から壊れていた　その店（当店）の言ってる事がおかしいとの対応

閉店時間を聞いたら　６時半　いや　５時半には、閉める
と　ホウキのような棒を持って　対応されたと　ご立腹のご様子

このケースは、もう泣き寝入りしか無い感じです(>_<)

セイコーの音声時計は、裏蓋を開けると　パッキンは、伸びる事が多いですし
接点バネは、飛び出してしまう事が時々有ります　なので　当店は、
音声時計の裏蓋パッキンを常備しておりますし　バネの位置は、熟知しております。

当店は、音声時計を神戸市の視力障害者福祉協会に納めており
そこからの音声時計メンテナンスも請け負っておりますが
音声時計の電池交換でこのような事になるのは、珍しい事では、無いのです。

残念ながら技術と知識の未熟な時計店が時々有るようです

音声時計をお持ちのお客様は、是非当店にメンテナンスをご依頼下さい(^_^)／